スプリンターズSの過去データから傾向を探る

 人気上位3頭で決まったのはサイレントウィットネスが勝った2005年まで遡らないとありません。つまり何らかの穴っぽい馬が必ず絡むGIと言って良いと思います。

 まず、過去5年でどんな傾向が見られるかを紐解いてみましょう。

スプリンターズS   馬名 人気 馬齢 前走 母父 時計 上がり3F 4角通過
2016 1着 レッドファルクス 3 5 CBC賞① スウェプトオーヴァーボード サンデーサイレンス 1:07.6 33.5 7
  2着 ミッキーアイル 2 5 高松宮記念② ディープインパクト ロックオブジブラルタル 1:07.6 34.2 1
  3着 ソルヴェイグ 9 3 キーンランドC④ ダイワメジャー ジャングルポケット 1:07.6 34.0 4
                     
2015 1着 ストレイトガール 1 6 セントウルS④ フジキセキ タイキシャトル 1:08.1 33.1 9
  2着 サクラゴスペル 11 7 安田記念⑰ サクラプレジデント キュアザブルース 1:08.2 33.4 6
  3着 ウキヨノカゼ 9 5 キーンランドC① オンファイア フサイチコンコルド 1:08.3 32.8 12
                     
2014 1着 スノードラゴン 13 5 キーンランドC⑧ アドマイヤコジーン タヤスツヨシ 1:08.8 33.9 10
(新潟) 2着 ストレイトガール 2 5 函館SS⑪ フジキセキ タイキシャトル 1:08.9 34.2 10
  2着 レッドオーヴァル 5 5 キーンランドC② ディープインパクト スマートストライク 1:08.9 34.5 5
                     
2013 1着 ロードカナロア 1 5 セントウルS② キングカメハメハ ストームキャット 1:07.2 33.8 5
  2着 ハクサンムーン 2 4 セントウルS① アドマイヤムーン サクラバクシンオー 1:07.3 34.4 1
  3着 マヤノリュウジン 15 6 セントウルS⑦ キングヘイロー キンググローリアス 1:07.3 34.0 5
                     
2012 1着 ロードカナロア 2 4 セントウルS② キングカメハメハ ストームキャット 1:06.7 33.4 9
  2着 カレンチャン 1 5 セントウルS④ クロフネ トニービン 1:06.8 33.7 5
  3着 ドリームバレンチノ 9 5 キーンランドC⑦ ロージズインメイ マイネルラヴ 1:06.9 33.5 9

 前走はやはりセントウルS組が強いですね。また、さすがにスプリント王を決める戦いだけあって、オープン特別や準オープンを勝ち上がっての上がり馬はゼロです。実績馬の中で、本当に強い相手と走って結果を残してきた馬をセレクトしたいところです。

 時計は当然芝1200mにあっては最高レベルで、特にテンが速い特徴があります。レースレコードとなって2012年はマジンプロスパーが32.7秒で逃げて、結果的に前残りは無しの展開になりました。逆に言えば、どの馬が逃げるのかがとても重要なGIとも言えるでしょう。これによって狙う馬は相当に変化してくるはずです。陣営のコメントからは目が離せないと思います。

 同様に位置取りも難解を極めるのが中山芝1200で、スタートしてから長い下り坂があるため、追い出すタイミングはとても重要なわけです。
上がり3Fは3角すぎからの計測になるので、実際の勝負どころは4角を廻ってからの310mになるでしょう。ということは、つまりスプリント適性も切れる脚も兼ね備えている必要があるのです。坂に負けず伸びきれるタフさも問われますね。

 血統面はと言いますと、ここ3年はスプリント路線もサンデー系に侵食されていると言えます。それまではロードカナロアに代表される非サンデーが強いレースだったのですが、2014年からの9頭すべてが父・母父のいずれかにサンデー系を含むようになりました。ちなみに、中山芝全体では圧倒的に強いバクシンオー産駒も、2009年のカノヤザクラを最後に絡んでいません。これが時代の変遷というやつでしょうか。

 最後に馬齢から見られる傾向をまとめてみます。
 なお、ダッシャーゴーゴーは降着後の着順で計算しています。また、唯一の8歳馬の勝利はウルトラファンタジーですので、7歳以上の日本馬がここを勝ったのはダイタクヤマトを最後に出ていません。

馬齢出走頭数勝利数勝率3着内数複勝率平均単勝人気平均着順
31218.3%216.7%7.086.75
423313.0%939.1%5.786.78
54936.1%1326.5%6.617.84
63625.6%38.3%9.319.31
7280.0%27.1%11.9610.82
8以上1218.3%18.3%12.588.67

 一言で表すと4歳・5歳を買っておけという話になるのですけど、中でも特に4歳馬の複勝率はかなりのものです。昨年の覇者レッドファルクスにとっては些か分の悪いデータになってしまいますね。
 3歳馬もそこまで優秀というわけではないようです。斤量面の有利さを活かしきれていないと考えてもいいかもしれないですね。

 ただ、ここには出てこないのですけど、5歳以下の馬で二桁人気で馬券に絡んだ馬はいないのです。つまり荒れるならば6歳以上の人気薄を狙うべきという点も挙げられるでしょう。

 明日は展開の予想と注目馬を書いてみたいと思います。
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